シカゴにていよいよ上映開始

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長い編集期間を経てやっと上映を開始するに到りました。10人近くの福島の農家さんやその方たちを取り巻く人々を一つの長編にまとめようとしてきましたが、結果として一人一人の農家さんを短編として時間にとらわれずにまとめるのが一番作品に適していると決断し、今回多数ある短編のうちの3作を上映します。

「超自然の大地」
パート1映像 「再起」
二本松市、東和にある遊雲の里ファームを担う、菅野正寿さんとその娘さんである瑞穂さんを追った作品。東和町をまさに支えてきた専業農家の菅野さんと瑞穂さん。段々畑や桑の木が今でも健在なその土地で、それらを活かしながら農業と地域を維持し続けてきた2人の親子農家に襲った震災と放射能汚染。それでも次の世代がそこへ帰れる土地を残すために農業をし続け、土地を活かし続ける決断をした親子に待つ多くの葛藤と試練。
パート2映像 「抵抗」
90歳を迎える頑固な有機米農家、安川照夫さん。田植え、米作りが禁止となった震災の年2011年も、多くの市や県の圧力に屈せず、自分の飯は自分で作るために汚染が高い南相馬市で米を作る。
パート3映像 「再興」
会津の喜多方市へ、エリートサラリーマンを辞め夫婦で自給自足をするために移住してきた浅見彰宏さん。2人の子供と共に営む自然にそぐった自給自足の生活と、地域に密着した農業生活。震災で避難を決断した妻の晴美さんと子供たち。しかしながら、避難生活と家族離れ離れのストレより、多少のリスクがあっても会津喜多方市で家族共に農業生活を送る道を取った家族4人。家族を支える彰宏さんは、震災後多くの考えを経て、地域または日本に変化をもたらすためにある大胆な行動に出る。浅見さんのブログ

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