October 19, 2011
by Junko
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福島の土地で今日も生きる。

福島県では、稲刈りを終え、これから寒くなる冬に向かい多くの農家さんが冬支度をしている頃だと思います。私達が過ごさせていただいた、貴重な福島での5ヶ月間で、私達はたくさんの人々に出会うことができました。 汚染と向き合い、土地の回復に取り組む多くの人たち。汚染値を知り、その汚染の性質を理解する。除染や、土地改良、有機的な方法や、カリウムの追加、深く耕したり、山からの水の侵入を防いだり。多くの農家さんが様々な方法で汚染が穀物、野菜、果物に移行しないよう今年一年の必死な努力は、今後の福島の回復と復興に大きな影響を与えるものだと信じます。 これらの努力と福島という有機質豊かな土地の成果で、多くの農産物の汚染への移行が大変低いことも、撮影で見て、経験してきました。今だ、汚染値が下がらない場所、また次ぎの何十年も汚染と戦わねばならない福島を始めとする農家さん達。またこの汚染が、「福島」だけでない事実。福島で出会った多くの方達は「自分たちでやる」この意志一つで今日も、来年もおいしい農産物を作り続けるでしょう。