ベルギーにて再上映 

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ベルギーのles presses du réel で 「超自然の大地」の映画の内容が紹介され、またles presses du réelから購入可能な本の筆者でもり、大学の教授でもあるニコラス氏が関わる団体により、映画が上映されます。映画はまだ未完成ですが、2年前にも上映し、内容においてのとても深い理解と興味を示していただきました。ニコラス氏には、継続して雑誌や本へ福島の有機農家による放射能汚染後の土壌との生き方を紹介してもらい、今今回も土壌の汚染をテーマにした会議が行われるのを機に、映画を是非上映したいとのこと。

土壌や水が汚染されて、私たちの日常生活が大きな影響を受けるとき、もちろんその場を離れること、また政府へその状況を訴えて今後起きるかもしれない健康への保証をしてもらうことも重要な一つ。同時に、汚染された土地とどう生きてゆくか?これは今後限られた土地を持った地球上の多くの人間が面する大きな問題だとも思う。汚染し、その土地をどんどん捨てていった先に残るものはなにか?放射能で汚染された土地を捨てずに活用し、汚染されていない農作物を生産する試みは多くの人が信じがたい事項だ、と海外でこの映画を紹介するたびに感じる。しかし、私たちの映画で出てくる有機農家さんたちは、これに挑み、現在も行い、可能にしている。そこにはやはり未来があると感じざるおえない。ベルギーでもそれが伝わったのだろうと思う。

les presses du réelにて、「超自然の大地」が紹介されている本が購入できるそうです。

 

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