制作日記

1月2日2014年

年が明けました。2014年。豪雪地帯の福島県喜多方市へ撮影に行くための準備をしています。寒いだろうと想像をしていますが、シカゴも日々マイナス10度を前後の日々に、雪が降り続いています。どちらが寒いか、経験してみないとわかりません!

シカゴパブリック放送にて、超自然の大地を紹介していただきました。全て英語ですが、とても真摯に福島の状況をインタビューしてくださいました。放送のリンクはこちら。

この番組はシカゴでも多くのリベラル達がちょうどランチをしながら聞く番組で、放送後多くの反応を得ることができました。mizhopotatokid

福島は、海外において既に過去のことであり、「あっまだ、原発から漏れているんだよね?」という質問からたいてい始まります。「遠い国の大被害」という興味だけが大半の方の反応ではありますが、福島に残り耕す有機農家、また、多くの耕して育てられた大半の農産物が不検出であるという現状は、海外の多くの方が目を見開いて驚きます。農家と自然がどう向き合って汚染と生きているか、映像から醸し出せれば映画の意図が伝わるのだろうと今日も編集作業です。

 

 

12月18日2013

今日、日本行きの飛行機を購入しました。来年1月14日から福島へ2週間滞在します。震災一年目から追わせていただいてきた、福島県山都町の浅見彰宏さんが、なんと喜多方市の市長に立候補されます。Iターンで山都町に移り住み、奥さんとかわいい娘さん2人と自給自足の有機農家をされています。この山都町は、まさに過疎化が急速に進む山間地帯の本当に小さなムラです。美しく、同時に厳しい自然と環境のど真ん中で農業を営むには、相当の覚悟が必要ではないかと思いました。でも浅見さんを見ていると、自然体で穏やかに、そして楽しく有機農業をし、そのむらの環境を維持しているように見えます。20130715 asami cu

来年の喜多方市の市長選に望まれるその意思と展望はこのサイトを是非みていただきたいです。

12月17日2013

東日本大震災直後から「超自然の大地」の撮影/制作を始めて、3年目が過ぎ去ろうとしています。

震災直後から制作日誌のようなものを付けていくべきだったと、3年目にして思いつき、2011に福島へ滞在すると決めたときのことから、今までのいろいろを思いだしながら、ここにその経験と思いを綴って行きます。3年目撮影を終らせたら、映画を完成するときめたのにも関わらず、来年早々、また福島へ撮影に参ります。

 

miwith potatobag

この3年間の多くの福島の農家さん達の姿の映像を一つにまとめるためと、映画の流れの方向性にも役に立つかもしれない!それから4年目の福島での変化を撮影するにあたり4年目はその撮影日誌も記録に残したいです。

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