January 9, 2012
by Junko
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福島:1周年を迎えるにあたり、今年も戻ります!

 昨年、5ヶ月間、福島に滞在し多くの農家さんを追ってきました。その最終日、二本松市の菅野正寿さんは、いつもカメラを向けているエドへ、カメラを向き変えてインタビュー。多くの人が避難している福島へ逆に入ってきたアメリカ人のエドに、福島での5ヶ月とそこに残り耕し続けることの意味を伝えようとする菅野さん。  福島からシカゴへ帰ってきてから福島の仲通りの米が基準値を超える問題や、ニュースにはならないが、自ら命を絶ってしまう農家さんの事など、出会った福島の農家さんから聞くようになる。「忘れ去られるのが怖い」「農民は加害者ではない」と必死に訴える福島の農家さん達の姿を今年も追う為、私達映画制作者は震災1周年に福島へ戻ります。そのために今年も映画制作資金を募るためシカゴでイヴェント開きます。 〜東日本大震災と福島第一原子力発電所事故:1周年を迎えるにあたり〜 福島で放射能汚染と戦い生きる農家の姿を描いた、ドキュメンタリー映画「超自然の大地」 Uncanny Terrain (英題)上映会&タツ青木とMiyumi Projectライブ演奏。 日程:2月5日2012年 時間:午後5時〜8時 場所: High Concept Laboratories office 1401 W. Wabansia, Chicago RSVP : uncannyterrain@gmail.com ドキュメンタリー映画 Uncanny Terrain 「超自然の大地」クリップ上映と  ライブ演奏 Tatsu AokiとThe Miyumi Project :午後 6~7 アート David Tanimura

July 3, 2011
by Junko
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原発から14キロ:酪農家吉沢さん、300頭の牛を諦めない!

6月26日に福島市で行なわれた脱原発マーチの壇上にたった一人の酪農家、吉沢さん。双葉郡浪江町に300頭の乳牛を飼う。事故後二本松市へ避難しても週一回14キロ地点の浪江の牧場へ戻り牛達に餌を与え続ける。放射能に汚染されているのは牛達だけではない。しかし、その上で牛を守り、自分も訴え続けると決めた吉沢さんの姿勢は確固たるものがある。 私の質問には、通常のメディアに答える態度と姿勢で淡々と答えてくれてた。そこから一歩、歩み寄り吉沢さんを長期で追いたい。複雑な環境と大変難しい現状に生きる吉沢さんの姿を追うには私たちも相当な覚悟が必要だと思うがとにかく訪ねるのみ。