July 3, 2011
by Junko
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原発から14キロ:酪農家吉沢さん、300頭の牛を諦めない!

6月26日に福島市で行なわれた脱原発マーチの壇上にたった一人の酪農家、吉沢さん。双葉郡浪江町に300頭の乳牛を飼う。事故後二本松市へ避難しても週一回14キロ地点の浪江の牧場へ戻り牛達に餌を与え続ける。放射能に汚染されているのは牛達だけではない。しかし、その上で牛を守り、自分も訴え続けると決めた吉沢さんの姿勢は確固たるものがある。 私の質問には、通常のメディアに答える態度と姿勢で淡々と答えてくれてた。そこから一歩、歩み寄り吉沢さんを長期で追いたい。複雑な環境と大変難しい現状に生きる吉沢さんの姿を追うには私たちも相当な覚悟が必要だと思うがとにかく訪ねるのみ。

June 28, 2011
by Junko
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農作業:研修生とおばあちゃん

四季彩菜工房のおばあちゃんは、いわゆる畑のボスです。研修生を引き連れて、里芋を植えたり、大根の葉を取ったり。またすべて有機だから、里芋の大きさも大小差があれば大根葉も虫食いだらけ。でも味は最高。腰が90度に曲がっても、畑へ出る。毎日出る。原発が爆発した時、おばあちゃんの息子さん、広明さんは、家族皆を避難させていた。自分は避難せず、そしておばあちゃんも。広明さんはおばあちゃんに逃げるよう促したがおばあちゃんは、「犬が居るから」とそのままだったため、広明さんも避難せず滞在。そして家族もその後四季彩菜へ帰ってきた。現代では難しい3世帯家族が同じ土地に住む有機農家。

米農家:本郷さん「超自然の大地」

June 18, 2011 by edmkoz | 0 comments

鮫川町、福島県。本郷さんは無農薬米栽培をしてきた何十年。震災による原発事故の放射能汚染で今年は、減反し、今まで買ってきてきてくれたお客さんには、「浄化をするから ,米はつくりません」と自ら作付けを止めている。自分の食べる分だけは育て、残りの余った土地へはひまわりを植える予定。

昔ながらの古き良き木造立ての家と先祖様を敬う仏壇や写真が本当にしっくりくる家。壁から天井にかけて飾られていた木と桜色の餅の飾りは今年一年の豊穣を願うもの。減反しても、豊作を願う、買い手がなくても、良い米を作りたい。ひまわりが汚染を浄化してくれることを願っている。