福島県 いわき市 貝泊。自然と村が共存し、自給自足で暮らす農家が住む土地。地域のリーダー蛭田氏は、ここ何年もかけて小さな貝泊地区に多くの若 者を承知し、土地を提供し、農業で生きる生活を支援してきた。しかし原発による事故で、その半分の若者は貝泊から去り、今後もそ の傾向は継続する。地域リーダー蛭田氏と、貝泊を去ると決断した酪農家の福元氏、そして今でも居残るかどうか迷っている鈴木氏へ のインタビュー。
米農家:本郷さん「超自然の大地」
June 18, 2011 by edmkoz | 0 comments
鮫川町、福島県。本郷さんは無農薬米栽培をしてきた何十年。震災による原発事故の放射能汚染で今年は、減反し、今まで買ってきてきてくれたお客さんには、「浄化をするから ,米はつくりません」と自ら作付けを止めている。自分の食べる分だけは育て、残りの余った土地へはひまわりを植える予定。
昔ながらの古き良き木造立ての家と先祖様を敬う仏壇や写真が本当にしっくりくる家。壁から天井にかけて飾られていた木と桜色の餅の飾りは今年一年の豊穣を願うもの。減反しても、豊作を願う、買い手がなくても、良い米を作りたい。ひまわりが汚染を浄化してくれることを願っている。